まるで絵画のよう!?美しいイタリア車

 

フェラーリにランボルギーニとイタリアの自動車はどれも美しく、憧れる方も多いでしょう。「走る喜び」だけでなく、同時に「見る喜び」も作り出しているイタリア車メーカー。

今回は見ているだけで楽しめる、そんな絵画のような美しい自動車を作っているイタリア車メーカーをご紹介します。知ってるつもりでも意外と知らないメーカーもあるかも?

 

美しいイタリア車メーカー

 

イタリアの自動車メーカーは常に先進的なデザインの車を輩出し続ける一方で、長い歴史があり、伝統も兼ね揃えています。

 

Ferrari(フェラーリ)

 

出典:http://www.carlogos.org/
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By: darren price

 

誰もが知っているイタリア高級車代表のフェラーリ。多くの人が憧れる、いわゆる「富の象徴」です。もはやイメージカラーともなっている「赤色」をメインとした美しいデザインと共に類まれなる性能も持ち合わせており、カーレースの最高峰であるF1でもその名を轟かせています。

 

Lamborghini(ランボルギーニ)

 

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By: Brett Levin

 

スーパーカーメーカーとしてフェラーリと肩を並べるランボルギーニは、イタリア車としては珍しく、ドイツのフォルクス・ワーゲングループの傘下です。近年のメカニカルなデザインはもちろん、車名がそれぞれ闘牛にちなんだ名前なのも見どころのひとつです。

 

MASERATI(マセラティ)

 

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By: Alex Krasavtsev

 

ボローニャにて1914年に設立されたマセラティは、これぞイタリア車といえるほど流線型が美しいなめらかなデザインが特徴です。スポーツタイプのボディの中にも上品で洗練された高級感を醸し出しています。インパクトのあるエンブレムは、ネプチューンのトライデントがモチーフとなっています。

 

Alfa Romeo(アルファ・ロメオ)

 

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By: ilikewaffles11

 

高級スポーツカーメーカーのアルファ・ロメオは、1910年にミラノにて設立されました。「アルファ・ロメオ」という名前だけでも十分美しいのですが、アルファ・ロメオの車は他のイタリア車と比べてもかなり特徴的なデザインを持っています。国営化や戦争を経験し、一度は経営不振に陥ったものの、フィアットに買収されてスポーツカーブランドとしての復活を遂げました。最大の特徴は、独特の三角形をしたフロントグリルです。

 

FIAT(フィアット)

 

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By: Bjørn Børresen

 

トリノを拠点とし、1899年に創業したフィアット社は、コンパクトカーを中心に製造しています。かわいい見た目とは裏腹にイタリア車メーカーのボスとして君臨しているのはこのフィアットです。現在、フォルクス・ワーゲングループであるランボルギーニを除くほとんどのイタリア車ブランドはフィアットの傘下にあります。

 

ABARTH(アバルト)

 

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By: Graeme Maclean

 

サソリのエンブレムが特徴的なアバルトは、1949年、トリノでオーストリア出身のカール・アバルトによって設立され、1971年にフィアットに買収されました。フィアット同様親しみやすい見た目の車が多く、日本にも一定のファンがいます。2016年発売の124スパイダーはマツダのロードスターがベースの兄弟車として作られており、日本の工場で生産されています。

 

Lancia(ランチア)

 

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By: nakhon100

 

トリノを拠点に1906年に設立されたランチアは、1999年以降は日本において正規の輸入販売がされていないため、日本ではあまりなじみがないブランドですが、高性能・高品質と知られるメーカーです。また、ムッソリーニ体制の時代から現在までイタリアの公用車として使われており、信頼高いブランドといえます。現在生産されているのはイプシロンのみで、日本にはクライスラーブランドとして輸入されています。

 

Pagani Automobili(パガーニ・アウトモビリ)

 

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By: Damian Morys

 

ランボルギーニ出身のデザイナー、オラチオ・パガーニによって1992年に設立されたパガーニはスーパーカーのみを生産するメーカーです。2016年ジュネーブ・モーターショーにて発表された、現在唯一生産中であるパガーニ・ウアイラの特別モデルのパガーニ・ウアイラBCは、なんと2億8000万円という驚きの価格です。

 

De Tomaso(デ・トマソ)

 

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By: nakhon100

 

1959年にモデナに設立されたデ・トマソ・アウトモビリは、レーサーであったアルゼンチン出身のアレハンドロ・デ・トマソによるメーカーです。彼が亡くなったのち2004年に会社は解散されたものの、フィアット社の手によって2011年からデ・トマソとして復活を遂げました。イタリアの美しいデザイン性の中にも、内に秘められた南米のパッションが伝わってきます。

 

まとめ

 

今回は、美しいデザインが特徴であるイタリア車のメーカーをご紹介しました。

ボディのデザインのみならず、完成度の高いエンブレムからも車に対するこだわりが見えますね。

一概にイタリア車といっても、高級スポーツカーから大衆車まで存在し、どれも個性的なデザインの車ばかりなので、他人とは違った車に乗っていたいという方はイタリア車の購入を検討してみてはいかがでしょうか。