どうすれば安くなる?レンタカーガソリン代

 

レンタカーを利用する際の不安要素の一つとして、ガソリン代がどの程度かかるのかが分かりづらいという点が挙げられます。

そこで今回はレンタカーを利用する際にかかるガソリン代について考えていきましょう。おおよそのガソリン代を予測するツールもあるので(1-2参照)ぜひ利用してみて下さい。

 

1.レンタカー利用時のおおよそのガソリン代予測をたてる

 

レンタカーを利用する時にはガソリン代がどれほどかかるのかが気になるところです。

まずは車をレンタルする前に目安としておおよそのガソリン代を知っておくことが大切です。

 

1-1.おおよそのガソリン代の把握のしかた

 

ガソリン代を把握するためには、こちらのガソリン代を算出する式を覚えておきましょう。
 
レンタカー利用時にかかるガソリン代=走行距離÷車が1ℓあたりに走る距離×1ℓあたりのガソリン代
 
こちらの式を頭に入れておくことで、いつでもガソリン代を計算することができます。

 

1-2.ガソリン代予測ツール

 

ここで、ガソリン代が簡単に計算できるようにガソリン代計算機を作ってみました。旅の計画にお役立てください。

 

車のタイプを選択後、現在のガソリンの価格と予定走行距離を入力し、”計算”ボタンを押してください。

軽自動車・コンパクトカー(16km/ℓ)
乗用車(10km/ℓ)
ハイブリッドカー(20km/ℓ)

 

ガソリン価格円/ℓ
走行距離 約km
ガソリン代 約

 

 

2.燃費を極力抑える方法

 

レンタカー利用時のガソリン代を安くするためには、燃費を良くするテクニックも必要です。

低燃費を実現させるにはどのようなことが必要なのでしょうか。

 

2-1.ゆっくり発進する

 

燃費を良くするためには、アクセルを強く踏み込む急発進はエンジンに負荷がかかるのでNGです。停車状態から発進する際は、ゆっくり発進することを心掛けましょう。

AT車であればブレーキから足を離すだけで発進するクリープ現象をうまく利用して発進しましょう。

 

2-2.むやみにアクセル・ブレーキを使わない

 

アクセルやブレーキを多用すると燃費が悪くなってしまうので、アクセルペダルは一定の力で踏み、一定の速度を保ちましょう。

また、車間距離が狭いと加速・減速を細かくしがちになってしまうので、走行中は十分な車間距離を保つことも大切です。

 

2-3.ゆっくり停止する

 

低燃費のためには、急発進同様、急停止もNGです。車はアクセルから足を離すと自動的にエンジンブレーキがかかるので、停止することがわかったら早めにエンジンブレーキを利用し、ブレーキだけに頼りすぎないようにしましょう。

 

2-4.アイドリングストップを心掛ける

 

停車時にエンジンがかかっている状態をアイドリングといいます。アイドリングのときにも、燃料は消費されています。信号待ちのたびにエンジンを切ることは難しいので、長時間車から離れる場合や、長い停車時にはエンジンを切り、アイドリング状態が極力続かないようにしましょう。

また、プリウスなどのエコカーには停車時に自動でアイドリングストップをする機能が付いているものもあります。

 

2-5.下り坂では積極的にエンジンブレーキを使う

 

下り坂ではブレーキを多用しがちですが、先述の通りブレーキを多く使うと燃費が悪くなってしまいます。長い下り坂を通るときなどは、ギアをローギアやセカンドギアに入れてエンジンブレーキを有効に使いましょう。

 

2-6.無駄な荷物は積まない

 

重い荷物を車にたくさん積むと、車体が重くなり、大きいパワーが必要となるので燃費が悪くなります。燃費のために、使わない荷物や重い荷物はなるべく車には載せないようにしましょう。

 

2-7.むやみにクーラーを使わない

 

車内のクーラーを使うことも燃費に大きく影響があります。冷風を作るためのコンプレッサーはエンジンの動力を利用しているため、燃費をよくするならば、クーラーは最小限に抑えましょう。

ちなみに、車内のヒーターはエンジンの排熱を利用しているので実は燃費にほとんど影響はありません。

 

2-8.しっかりとルート計画をたてる

 

事前にしっかり目的地までのルート計画をたてましょう。ルート計画をたてていれば、余計な回り道などをすることなく、無駄な燃料の消費を防ぐことが出来ます。できれば、こまめにアクセル・ブレーキを使う必要のある渋滞地域や大きいパワーを利用する上り坂も避けるようにしましょう。

 

まとめ

 
今回は、レンタカーを利用する際のガソリン代について考えてみました。

燃費を良くするテクニックやガソリン代を意識することは、レンタカーに限らず自家用車を運転する時にも大切なことなのでしっかりと把握して普段からエコな走りができるようになりましょう。